100mlを普通のカップや日常使いの容器で計るとどれぐらいになるのか、知っておくと便利です。
計量カップがない時でも、身近なカップで100mlがどのくらいか分かると、料理や飲み物を作る時に役立ちます。
この記事では、100mlが普通のカップや容器でどのくらいになるか、また90ml、120mlがどの程度かを紹介します。
水100mlはどのくらい？カップで計る方法
水100mlを普通のカップに入れると、一杯にはならないことが多いです。
一般的なカップでは、半分程度が100mlとなります。
さらに、「カップ一杯」がどれくらいかというと、大体150mlないし180mlです。
ですから、コップやグラスの8割程度が100mlと見ていいでしょう。
mlとccの違いって何？
スーパーで売られている水のペットボトルには「500ml」と記載されていることがありますが、牛乳のパックには「1000cc」と書かれていることもあります。
mlとccは、実は同じ量を表しています。
どちらも液体の量を示す単位で、ccは「立方センチメートル」という意味です。
ついでに言いますと、100mlは1デシリットル（dL）と等しいです。
これは小学校で学んだことですね。
100mlを紙コップや他の容器で測る方法
紙コップや他の容器を使って、100mlをどのように測定するかを解説します。
紙コップ
普通の紙コップの容量は大体200mlですので、100mlは約半分の量です。
でも、コンビニで売っているコーヒー用の紙コップは150ml程度ですので要注意です。
カフェで使われるテイクアウト用の紙コップには、S、M、Lサイズがあり、それぞれ容量が異なります。
紙コップで100mlを測るときは、使用するコップのサイズを確認することが大切です。
おたまを使った測定
一般的なおたま1杯で50mlを測ることができるので、100mlはおたま2杯分です。
お米の計量カップ
お米を計るカップは、満タンで180mlです。
そのため、100mlはカップの半分より少し多めが目安です。
お米の計量カップは少し量が少ないので注意しましょう。
ペットボトルの利用
「お〜いお茶」などのペットボトルには100mlごとの目盛りがついていて、簡単に量を測ることができます。
また、経口補水液のOS-1も同様に目盛りがついています。
ペットボトルのキャップの容量は約7.5mlなので、キャップ2杯で15ml、大さじ1杯に相当します。
内側の線まで入れると5ml、小さじ1杯の量になります。
これらを使うと、大さじがないときにも測定が可能です。
リポビタンDの瓶
リポビタンDの瓶は、ちょうど100mlの容量があります。
液体の正確な計量：デジタルスケールを活用した方法
おおよその液量が必要なとき、正確さを求める場合はデジタルスケールの活用が便利です。
デジタルの計量器ですね。
適切なカップがない状況でも、様々な容器で正確に計量できます。
水の場合、100mlが100gとなる性質を利用すると効率的です。
デジタルスケールでの計量手順
- 電源を入れ、ゼロ表示を確認
- 容器をのせてゼロリセット（風袋引き）
- 水を徐々に注ぎ、100gの表示を目指す
- 100gに達した位置が正確な100mlのポイント
この測定法は水以外の液体（牛乳、調味料、油など）にも応用できますが、液体によって重量と体積の関係が異なる点に注意が必要です。
その場合、まず水で100gとなるラインを確認し、それを基準に他の液体を計量するとよいでしょう。
90mlは具体的にどれくらい？
100mlの量についてお話ししましたが、90mlとはどの程度でしょうか。
大さじ1杯が15mlですので、90mlは大さじ6杯と等しいです。
この計算は、90 = 15 × 6と簡単に導き出せます。
紙コップで測るケースですと、紙コップの半分程度から小さいプーン2杯分を取り除くと90mlが得られます。
小さいスプーン1杯はほぼ小さじ1に相当するので、紙コップ半分から2杯分を取り除けば90mlになります。
また、お米の計量カップを使う場合、満タンで180mlですからカップの半分くらいが90mlです。
120mlは具体的にどれくらい？
紙コップの半分が100mlとすると、それにプラスして20mlを加えると120mlになりますよね。
ティースプーン1杯が約5mlなので、コップの半分くらいの量(100ml)に小さいスプーン4杯の量を加えれば120mlとなります。
これは目分量ですが、一般的なコップの半分より少し多いくらいが120mlに相当します。
100mlはどれくらい？大さじで測る方法
100mlを測る際、大さじが役立ちます。
大さじ1杯は15mlです。
したがって、大さじ6杯で90mlになりますが、さらに10mlを足す必要があります。
この10mlは小さじ2杯で測ることができます。
結果として、100mlは大さじ6杯プラス小さじ2杯で正確に測ることができます。
正確な大さじ・小さじの使い方
大さじと小さじの使用時には、スプーンを満たす量に注意が必要です。
スプーンはその縁ギリギリまで材料を入れて1杯と数えます。
これは、材料がこぼれないギリギリの量です。
特に、砂糖や塩のような粉末を測るときは、スプーンで掬った後に指で平らにする「すりきり」が一般的です。
すりきりをすると、スプーンの縁まで平らになり、これが1杯分となります。
もし大さじが見つからない場合でも、普通の食事用スプーンで大体の量を測ることができます。
たとえば、カレーを食べる時に使う大きなスプーンは、だいたい大さじ1杯分の容量があります。
同様に、紅茶やコーヒーに使われる小さなスプーンは、小さじ1杯分の量に近いです。
ですから、普通のスプーンを使っても大さじや小さじの量を測ることができますが、一度ご自宅のスプーンで量を確認してみるのが良いでしょう。
また、ラーメンを食べる際に使うレンゲも大さじ1杯分の容量を持っていることがあります。
まとめ
今回は100mlの量をどのようにして測るかを説明しました。
家庭にある普通の紙コップやカップを使えば、大体半分が100mlになります。
水や調味料を正確に測る方法を知っていれば、手元に計量器具がなくても問題ありません。