高校生活にも少しずつ慣れてきました。
そんな中、中学の頃大変お世話になった先生に手紙を書いてみませんか。
手紙を書くのが久しぶりで、何をどう書けばいいのか迷うかもしれませんね。
この記事では、小学校や中学校でお世話になった先生への感謝の気持ちや最近の様子を伝えるための例文をご紹介します。
高校生から中学の先生へ:近況を伝える手紙の例文
日々暑さが増しておりますが、先生はお健やかにお過ごしでしょうか。
私は現在、高校二年生として新たな学びの日々を送っています。
中学時代は先生に多くを学ばせていただき、心から感謝しております。
高校では、先生がすすめてくださった英語に力を入れて取り組んでいます。
新しい英語の先生も親切で、授業がとても楽しいです。
将来は先生のように流暢に英語を話せるよう努力しています。
また、中学で続けていたバスケットボールを高校でも続けており、チームは非常に強いですが、厳しい練習を仲間と共に乗り越えています。
先生に学んだチームワークの重要性を忘れずに、目標に向かって頑張っています。
先生の教えを生かし、これからも充実した日々を過ごす所存です。
将来は大学に進学することを目標に、勉強にも励むつもりです。
先生もどうかご自愛ください。
敬具
令和〇年〇月〇日
△△△△(自分の名前)
高校生が先生へ出す近況報告の手紙の作り方
高校生が昔の先生に近況報告をする手紙の書き方をご説明します。
手紙の構成は次の通りです。
- 初めの挨拶(頭語):「拝啓」または「謹啓」
- 季節の挨拶
- 本文
- 終わりの挨拶(結語):「敬具」または「謹白」
- 日付
-
署名
初めと終わりの挨拶(頭語と結語)
初めの挨拶は手紙の最初に用いる式の挨拶です。
「拝啓」や「謹啓」が一般的です。
終わりの挨拶は手紙を締めくくる言葉で、「敬具」や「謹白」を使います。
「拝啓」の場合は「敬具」を、「謹啓」の場合は「謹白」をそれぞれ対にして使います。
高校生の場合は、「拝啓」と「敬具」を使うのが無難です。
季節の挨拶
季節の挨拶はその時期に応じた言葉を使って、季節感を表します。
たとえば春なら「陽春の候、先生いかがお過ごしでしょうか」といった表現をしますが、高校生の場合、シンプルに「暑い日が続いていますが、先生はお元気でしょうか」としても良いでしょう。
本文
本文では自分の近況を書きます。
高校での生活、取り組んでいる勉強や活動、将来の夢などを綴ります。
感謝の気持ちや楽しい思い出も交えると、より心温まる内容になります。
終わりの挨拶と署名
終わりの挨拶の後には「○○先生」のように宛名を記し、最後に日付と自分の名前を忘れずに記入します。
恩師への手紙を書く際のポイント
先生へ手紙を送る際のいくつかのポイントをお伝えします。
まず、手紙は便箋に手で書くことが基本です。
縦書きも横書きもどちらでも大丈夫ですが、パソコンでのタイプと印刷は避けましょう。
字は丁寧に、誤字脱字がないよう注意しましょう。
敬語を使って
たとえ以前親しくしていた先生でも、手紙では敬語を使うのがマナーです。
先生は年上の立場であり、尊敬を表すためにも敬語で書きましょう。
ネガティブな内容は避けて
恩師への手紙では、ポジティブな表現を心がけましょう。
困難な状況を伝える場合も、終わり良ければすべて良しの精神で前向きに表現すると良いです。
たとえば、忙しい時期でも「忙しいですが、充実しています」と伝えたり、難しい課題については「難しいですが、積極的に取り組んでいます」と綴ると、ポジティブな印象を与えます。
未熟なことが多くても、「まだ慣れないことが多いですが、新しい経験を楽しんでいます」と書くことで、楽観的に映ります。
まとめ
高校生がお世話になった恩師や先生への近況報告の手紙の書き方について解説しました。
デジタルが主流の今、手書きの手紙は特別な思いが伝わり、感謝の気持ちをより形にして伝えることができます。